11日(土)指導員講習会、12日(日)一般講習会がありました。月に一回、及川老師から直接ご指導いただけるありがた~い時間でした。今日は、老架の予定でしたが、急遽24式(レボリューションver)と19式を教えていただきました。24式レボverは、今までより頸が通る套路に進化したとのことで、確かに以前より体がポカポカしていい気持ちになりました。内容も伝統系の要素が増え、単純そうで奥が深く難しい…と思うところもありましたが、老師「みんなのためになることを考えて作った」と。いつでも学ぶ人のことを考えて、本物を伝えたいという信念を感じずにはいられませんでした。ありがとうございま~す。
午後は、推手や交手(相手との組手のようなもの)など、これぞ武術太極拳なるものを学びました。普段の套路で鍛えた力が試されるときです。推手をやると、自分の課題が見えてきて、はたまた太極拳の奥深さと本当の難しさを実感します。
午前午後といろんなことを学びすでに頭はパンク状態。がんばって、少しずつ消化できるといいなあ。しかーし、こういうときに一番覚えているのは…。お昼休み、皆さんで昔は家に風呂がなかったから銭湯にいっていた話。ある男の子が、番頭のおばさんに「いつからぼくは女湯に入れなくなるの?」と聞いたそうです。番頭さんはなんと答えたでしょう・・・答えは「女湯に入りたいなあと思ったらだよ」だそうです。なんという切りかえしの妙技!跳ね返すわけでもなく、よけるわけでもなく、受け流す・・・まさに太極拳の化勁!というか、ここしか覚えていない自分って・・・。