最近の雪で山形方面からの新幹線の遅れがよくあります。といってもほんの数分なので気にもしていませんでした。恒例になった流暢なあの独特なアナウンス「ただいま通過待ちの列車が遅れているため、5分ほど出発が遅れます。申し訳ありません。」東京行きを急いでいる方にとってはただ事ではないらしく「まじか?」「5分も?」いろんなつぶやきが聞こえることがあります。ところが、一昨日の車内アナウンスはたどたどしく(新人さん?)同じセリフでも聞こえ方が全然違うんだなあと思っていました。そして、アナウンス終了後に聞こえてくるであろうあのつぶやき・・・?たまたまなのか、よくわかりませんが、あのつぶやきが全く聞こえてこなかったのです。今回の車内アナウンスはたどたどしさはあったものの、通過列車が通った後のアナウンスが車掌目線ではなく、乗客目線だったのです!いつもは、どこか他人事の流暢なアナウンス「たいへん~お~またせ~いたしました~ま~もなく出発しま~す。」今回の車掌さんは「ただいま通過列車が通過しました!まもなくの発車になります!」と流暢なアナウンスとは程遠い、なんというか、「伝えよう」という気持ちがとても響いて、爽やかささえ覚えました。先日、職場で恒例の会が行われました。詳しくは書けませんが、発表者が昨年よりも「伝えよう」とする気持ちが強く感じられた発表でした。話し方は変わらなかったかもしれませんが、気持ちが響いてきました。表面ではなく、内なる響に幸